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川崎 英一郎  1959年5月8日生まれ

超健康、超前向き思考

日本流、謙虚と掃除世界平和を!

戦い、戦争が絶えなかった、自己主張、個人主義、利己主義が普通の大陸で、もし日本流の「謙遜の美徳」が広まり、「ごめんなさい...」や、「すみません...」、「人に迷惑をかけないように...」が連発されたら...

 

争いごとは間違いなく減ります。

 

「クールジャパン」などと言うと、何か「かっこ良過ぎて」気が引けてしまいます。

 

それでも今は世界中が、静かな日本ブームです。 「ホルホル」も、本当の日本の良さを理解していません。

 

日本の武士道は昔から多くの外国人の目を引いています。

 

今のこの世を悪くしているのは、一人ひとりの「私利私欲」、一人ひとりの「もっと楽に、簡単に、便利に、贅沢に...」が集まったものです。

 

日本人にも悪い人はいくらでもいますが、それでも世界の物差しで計ってみると、まだまだ日本人は捨てたものではありません。

 

古き良き時代の日本人が誇りにした、私利私欲を自制する「武士道」や「克己」の精神、村社会の「和」が今の世界で必要とされています。 

 

時代に逆行して、傲慢になる代わりに謙虚に。

 

便利や楽、贅沢などの自分の私利私欲を追い求めるのではなくて、少しでも「一体それが何のためになるのか?」というような、一見、自分のため、自分の得には結びつかないようなことを、少しでも多くの人がすることによって、世の中が少しずつ良くなってゆきます。

 

公共の掃除活動はそういう意味では正にベストな活動・行動のひとつです。

 

どうして掃除が平和に繋がるのでしょうか?

 

その答えはこちら ⇒ なぜ掃除?

 

1959年5月8日に静岡県沼津市に生まれ、千葉県の市川市で育ち、1979年の2月に19歳でドイツに来ました。ドイツに来てすぐ覚えたドイツ語以外に、1980年にはイギリスにも留学して英語を覚えました。

 

前の会社を辞めた後に、同じ業界の日本、台湾、韓国の3社から請われて、2002年にそれら3社の代理店として独立、自分の会社を作る運命となりました。

 

幸運にも、それまで勤めていた会社と同じ業界で独立するも、前の会社とは一切競合せず、新しい需要をドイツのタバコ自販機業界で新参者にもかかわらずに大ヒットする製品をいくつか台湾および韓国のパートナーたちと開発・販売することができました。

 

そのお陰で2002年にスタートした後の数年後、社員数がまだわずか3~4人の零細企業が13億円という年商をあげたりしましたが、その後の台湾の製造パートナーとのトラブルから売上が9割もダウンしてしまいました。

 

それでも幸いに、当時既に、安岡まさひろさん、中村天風さん、小林正観さんなどの思想家(?)の本に出会っていた後であったので、「神様は自分には儲けさせてくれない...」 程度に諦めて考えました。

 

今ではその試練が自分を強く鍛えてくれたことがわかり、正に感謝の念で一杯です。

 

台湾のパートナーとのトラブルは、売り上げのダウンどころか、その後の商売にも大きく響き、大きな負債を抱えるという経験にまで発展しました。

 

負債の合計金額はゆうに1億円を超えますが、幸いにも親戚友人知人の温かい支援で危機は乗り越えられ、80歳代後半まで時間がかかる返済計画にて債権者たちも納得してくれている現在、借金返済の人生を送っています。

 

こんなことを言ってしまうと不謹慎ですが、送っているというよりは満喫しています。

 

なぜなら債権者が納得してくれている返済計画は、現在の収入で一応問題なく返済していけるレベルなので、もし収入が増せば返済が早くなることになるからです。

安岡さん、中村さん、小林さんが書いた本に出会った際に、世の中のしくみや人生の機微をとても良く理解して達観されている人であると感じ、引き込まれるように二冊目、三冊目と読み進みました。気が付いてみると、読んだ本の数はあっという間に数十冊ほどになっていました。

 

それは当時の苦しかった自分には砂に染み込む水のようにスッと入ってきました。

 

元々能天気なので、辛いことには強い方だと思いますが、それでも会社倒産の憂き目にあって神経性の舌痛症(ぜっつうしょう)という奇病にもかかりました。

 

でもはたちの時の自殺未遂の経験があるせいか、そっちの方の道だけは選択肢にありませんでした。

 

小林正観さんが唱える、掃除、笑い、感謝の「そわか」や、素手によるトイレ掃除がすんなりと身体に入ってきて実践すると、本にも書いてある通り、驚くことが起きました。

 

元々私は能天気で運が良い方だと思っていましたが、その運の良さが倍増したのです。

 

いえ、倍増どころではなくて何倍にもなった感じです。

 

ご存知の通り、元々掃除には五つの功徳があります。

 

そして笑いは自分の免疫力を上げて身体を強くしてくれる(*)他に、自分にも周りの人にも気持ちよさや和みを与えてくれます。

 

* 古くは”サタデー・レビュー”の編集長、ノーマン・カズンズさんが、お笑いと大量のビタミンCの摂取で不治の病と言われる膠原病を治してしまったり、村上和雄筑波大学名誉教授や岡山の伊丹仁朗医師、奈良県の天理よろず相談所病院などが既に笑がリューマチや糖尿病、ガンに効くことを実験で証明しています。

 

感謝は言うまでもなく人間関係を良くしてくれる謙虚さを与えてくれます。

 

それらの、そ・わ・か、の三つはどれも不思議で大きな力を備えています。

 

さらにその方向からの同じ波長をキャッチする自分のアンテナの感度が上がったからでしょうか、鍵山秀三郎さんを知ることになりました。

 

鍵山さんと田中さんが日本で始めた掃除活動、「日本を美しくする会」に心を打たれて、ドイツでもその活動(ドイツをきれいにする会https://wirmachendeutschlandsauber.jimdofree.com)を始めることになりました。

 

そしてそのことによって信じ難い幸運が降り注いできてくれるようです。

 

身近で簡単な例では、混雑している時でも駐車場に困らない、目の前の車が丁度タイミング良く出て行ってくれる、高速道路を走っていて渋滞となるのは大抵対向車線側であるなどという小さなことから、ビジネスが毎回面白いようにスムーズに進んでくれます。

 

多くの人が憂うように、今の日本や世界は少しづつ悪い方向に向かっているように感じます。

 

その理由は、ひとりひとりが自分さえ良ければ良いという利己主義の蔓延、「もっと楽に、もっと便利に」の限りない人間の欲の集まりに思えてしかたがありません。

 

ではそれをなくすのにはどうしたら良いでしょうか。

 

利己主義をやめて、少しでも他人のために行動を起こす利他を行うことだと思います。

 

第二次世界大戦の時に、日本の兵隊さんが東南アジアに持ち込んだ勤労奉仕は現地でいまだに健在だそうですが、肝心な日本ではお恥ずかしい状況になってきているようです。

 

幕末の頃に海外から日本に来た人たちを驚かせた武士道や仏教の教えを身につけた日本人の存在こそが、今、世界で求められています。

 

武士道というと大袈裟に聞こえますが、じつはそれは古くから日本人の各家庭の中で躾としてずっと続いてきていることです。

 

1996年のジョンFケネディー大統領の就任演説、「...同胞である世界市民の皆さん、アメリカがあなたのために何をしてくれるかではなく、人類の自由のために共に何ができるかを考えようではありませんか...」 という言葉が蘇ってきます。

 

世界が称賛した、あの311で見せた日本人の態度を見れば、まだまだ遅くはないと思います。

 

でもそろそろ本気にならないと、取り返しがつかないかも知れません。

 

ひとりひとりの日本人が、昔から伝わる日本人の良さを取り返し、それを世界に発信してゆくべきだと思います。

 

なぜなら、ことあるごとに日本流の「すみません」、「ご免なさい」、「人に迷惑をかけないように...」が世界に広まれば、争いごとは間違いなく減ってゆくに違いないからです。

 

それにもかかわらず、日本は少子化に悩み、「結婚をしない」、あるいは「子どもを作らない」などという利己主義が広まっているようです。

 

さらには日本では毎日毎日百人近くもの人が自分で自分の命を絶っています。

 

これは異常としか言いようがありません。

 

日本があまりにも豊かになってしまい、目標も自分をも見失ってしまって、温室育ち、いえ、茹で蛙状態になってしまっている証拠です。

 

筑波大の遺伝子ONで有名な村上教授が言います。

 

「お父さんの染色体が23個で、お母さんの染色体が23個。一組の両親から生まれる子供には70兆通りの組み合わせがある。最初の生命が生まれる確立は、一億円の宝くじに100万回連続して当たる確立とほぼ同じ」 と…

 

また、誰にも必ず自分の親は2人いて、結婚するとそれが4人、その倍々計算をして遡ってみれば、僅か10代で1.024人、15代遡れば3万2千人以上、20代では100万人、50代も遡ると何と1000兆人ものご先祖様たちと繋がっていることが分かります。

 

正に人類皆兄弟です。

 

未遂を犯しておきながらこんなことを言うのはおかしなものですが、自分で自分の命を絶つ、自分勝手で子供を作らないなどということは、自分の命は数え切れない数の先祖と繋がり、それは自分の子供を通じて後世にも繋げてゆく義務があるという事実を理解していない愚行です。

 

そろそろこの辺で目覚めないと、将来は本当に大変なことになってしまいます。

 

そこで、「ドイツに住む自分にも何か貢献できることはないか?」と思い悩み、そわかの実践、特に掃除の活動やこちらに来る日本人、こちらに住む日本人、ドイツという国、日本ファンドイツ人を応援する活動を行うようになりました。

 

ほんのささやかな試みですが、それこそ鍵山さんの仰られる、「ひとつ拾えばひとつきれいになる」 だと思い、日々努力を続けています。

 

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