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多くの見識者が憂うように、世の中が少しずつ、でも確実におかしくなってきて久しいです。

 

どうしてでしょうか? 

 

それは一人ひとりの利己主義、

 

「より簡単に、より便利に、より楽に、」 という欲の集まりの結果のような気がします。

 

一人ひとりが他に頼る欲が集まってこの世を悪くしていると思います。

 

もしそうだとしたら、それを正すのは簡単です。

 

頼らずに、頼られれば良いのです。

​常に戦争を仕掛けて相手を打ちのめす傾向が強いアメリカはあまり好きではありませんが、

 

1961年に就任演説を行った、ジョン・F・ケネディー大統領の名文句が蘇ってきます。

 

「... 同胞である世界市民の皆さん、アメリカがあなたのために何をしてくれるかではなく、人類の自由のために共に何ができるかを考えようではありませんか...」

 

この言葉こそが今こそ強く求められていると思います。

 

頼るのではなくて、頼られる。 

 

頼れば弱くなり、頼られれば強くなります。

 

弱い者の集まりは、いつかは滅びてしまいます。

 

強い者の集まりは、強力な集合体になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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